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停電時に大活躍!電気自動車やPHEVの活用法(後編)

こんにちは、みんなの暮らしを電気のチカラで応援する「まちエネ」です。

前編では電気自動車(EV)やプラグインハイブリット自動車(PHEV)の特徴についてご紹介しました。本後編では自然災害などによる停電時のEVやPHEVの活用法についてご紹介します。

EVやPHEVで家電を動かすことはできるの?


台風後の被災地などでは、EVやPHEVを電源として活用する例が多数見られるようになりました。クルマから供給される電気で避難施設を明るく照らす様子がテレビや新聞などで盛んに報じられたので、「知ってる! 見たことがある!」というひとも多いことでしょう。

また、そんな映像を見て「今度クルマを買い換えるなら、ああいった使い方もできるクルマにしたいな」と感じたひともいらっしゃるでしょう。

たとえば「三菱 アウトランダーPHEV」のような「100V/1500Wコンセント」を装備したクルマなら、そうしたニーズを叶えることができます。100V/1500Wコンセントに、ホームセンターなどで販売しているコードリール(とても長い延長コードのようなもの)をつないでACCモードにすれば、家庭の電気とおなじ交流電気(AC)が供給されるので、スマホ充電はもちろん、照明機器につないで部屋を明るくしたり、ほかの家電製品を動かしたりすることも可能です。

クルマがフル充電状態の場合、上手に利用すればEVでもPHEVでも数日間は一般家庭で最低限必要とする電力をまかなえるとされています(※利用条件によって異なります)。くわえて、PHEVならガソリンを給油さえできれば新たに発電もできるので、ガソリンが確保できるなら、より長い期間にわたって電気を確保することもできます。

ただし、こうした使い方ができるのを知っておくだけでなく、実際にやってみることこそ重要です。もし、オーナーになったら、ご自身はもちろん家族全員で「万が一のときはこうやって電源を確保しよう」と訓練しておくのがオススメです。

EVやPHEVの維持費は?


EVやPHEVを選ぶにあたり、「電気代がかなり高くなるんじゃないか?」と心配するひともいらっしゃることでしょう。

ですが、そうした心配も、まちエネがEV・PHEVをお持ちの方を対象として新たにご用意させて頂いた新料金プランである「毎晩充電し放題!プラン」なら、クリアできるかもしれません。

このプランでは、毎晩午前1時から午前5時までの間、EV・PHEV充電量を除くご家庭での電気使用量相当分のご負担のみで、EV・PHEVが充電し放題となりますので、タイマー充電機能と組み合わせれば(一部未対応の車両を除く)、非常におトクにEV・PHEVを日々お使い頂けます。これからEVやPHEVの購入を検討するなら、賢く自宅で充電出来る電気料金プランも一緒に検討してみてはいかがでしょうか?


【豆知識】自然災害による停電と復旧について


まれに「電気会社を切り替えたら停電から復旧する早さも変わるんじゃないの?」と心配される声が聞かれます。しかし、そうした心配は無用です。

まちエネをはじめとする「新電力」は、発電所から各ご家庭への送電は、送配電網を持つ一般送配電事業者に委託しており、これを「託送」と言います。たとえば、関東地区では東京電力パワーグリッド株式会社が託送事業者になります。

託送事業者は各ご家庭に安全・確実に電気をお届けするため、送配電網を保守管理したり、万が一災害が起こって問題が起きたら復旧対応を行なったりします。新電力各社はこの一連のサービスを受けるかわりに「託送料」を支払う、という関係です。現在、託送業者は1つのエリアに一社なので、どの電力会社と契約していたとしても、同一エリア内で停電から復旧のタイミングに差は生じません。

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