こんにちは、みんなの暮らしを電気のチカラで応援する「まちエネ」です。
電気代は毎月変わります。なぜ電気代が毎月変わるのか、その一番の要因は月によって使う電気の量が変わるからです。ここまではご存じの方もたくさんいらっしゃるでしょう。
それでは、家庭で使う電気の量が一年でもっとも多い月は何月でしょうか?
7月?8月?
いいえ、違うんです。家庭が使う電気の量(全国平均)がもっとも多い月はじつは「1月」です。
なぜ冬は電気を使う量が多いのか
下の図は家庭や小規模商店などが契約している「低圧」区分の月別電力需要量(全国平均、元データ:資源エネルギー庁「電力調査統計」)になります。
直近の2018年度も、その10年前の2008年度も冬がもっとも電気が使われていることが分かります。
余談ですが、近年の節電意識の高まりや家電の省エネ化が進み、ここ数年、家庭での電気の使用量は減少傾向にあります。

夏になるとよく節電が呼びかけられますので、夏の方が1日の電気の使用量が多いと思われがちです。なぜ節電が呼びかけられるかというと、夏は暑さがピークになる午後に電気の使用量もピークになり、同じ時間帯で大量の電気が使用されるとエネルギー効率の低い古い発電所を動かさざるをえなかったり、最悪の場合はすべての発電所で発電できる量を超えてしまい、地域一帯が停電してしまうからなんです。
一方で、なぜ冬は電気を使用する量が多いのかというと、冬は室内と室外との気温差が大きく、それにより暖房で使用する電気の量が多くなるからです。
エアコンは、起動直後の室内の温度を大きく変化させるタイミングがもっとも電気を使います。夏は外気温が35度であっても、冷房の設定温度を27度にした場合、温度差は8度です。これに対し、冬の外気温が5度だった場合、暖房の設定温度が20度であったとしても温度差は15度にもなります。室内と室外との温度差が大きければ大きいほど、エアコンは電気を使うので、冬の方が一日の電気の使用量が多くなるというわけです。
また冬は日照時間が短く、照明を使う時間が長くなり、これも冬の電気使用量が多くなる一因です。
在宅勤務により家庭の電気使用量が増えるかも
新型コロナウイルス感染症対策として在宅勤務を実施している企業も数多くあるようです。在宅勤務のメリット・デメリットは人それぞれですが、デメリットの一つとしては、在宅時間が長くなることにより家庭で使う電気の量が増えることです。
ただでさえ冬は電気を使う量が増える上に、さらに在宅勤務により電気使用量が増えた結果、驚くような電気代になってしまうかもしれません😭
家庭で使う電気の量を減らすことはなかなか難しいですが、電気の使用量が同じであったとしても契約している電力会社や料金プランによって電気代は異なります。
「まちエネ」も電気代が見直しできる上にローソンで使える無料クーポンやPontaポイントがもらえる「きほんプラン」や電気自動車・PHEV所有者向け「毎晩充電し放題!プラン」など、他社にはないユニークな料金プランをご提供しています。
ぜひこの機会に「まちエネ」に切替えた場合にどれくらいおトクになるのかチェックしてみてください👍
<参考>
資源エネルギー庁 電力調査統計