1. ホーム
  2. まちエネコラム
  3. 1日の電気代はいくら?世帯人数や季節、地域ごとの平均額と節約のコツを解説

まちエネコラム

Column

1日の電気代はいくら?世帯人数や季節、地域ごとの平均額と節約のコツを解説

1日の電気代はいくら?世帯人数や季節、地域ごとの平均額と節約のコツを解説

こんにちは、まちエネです。

普段の生活において節約を考える中で、毎月の電気代が気になる方は多いでしょう。そこで、「1日の電気代はいくらだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

このコラムでは、1日の電気代の平均額を、世帯人数や季節、地域ごとにわかりやすく解説します。あわせて、毎月の電気代を減らすための節約方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

世帯人数ごとの1日の電気代

まずは世帯人数ごとに一日あたりの電気代の平均額を見てみましょう。総務省の2024年の統計から計算すると、以下のような結果になっています。

世帯人数1日の平均電気代
1人約225円(6,756円/月)
2人約363円(10,878円/月)
3人約422円(12,651円/月)
4人約427円(12,805円/月)
5人約480円(14,413円/月)
6人以上約567円(16,995円/月)
参考:総務省 政府統計 統計表・グラフ表示 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2024年
参考:総務省統計 家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示
※1か月を30日として計算しています。

一人暮らしの方の1日の電気代は、約225円となります。金額としてはカップラーメン1つ、コンビニスイーツ1つくらいとなります。

一方で、5人世帯、6人世帯ともなりますと、1日の電気代は約480円~約567円となっており、コーヒーチェーンのトールサイズコーヒーやコンビニのお弁当が買える金額になってきます。

統計を見ますと、世帯人数が増えるほどに電気代は増えていきますが、単純に世帯人数に比例していません。

世帯人数が増えると、それだけ多くの家電製品を使用するために、そのために高いアンペア数で契約していることもあるでしょう。また、家族のライフスタイルが異なっていれば、それだけ1日の電気使用量も増えることになります。

しかし、家族一緒に同じ部屋で過ごす時間もあるため、単純に1人暮らしから2人暮らしになると2倍の電気代になるわけではないのです。

季節ごとの1日の電気代

1日の電気代はいくら?世帯人数や季節、地域ごとの平均額と節約のコツを解説

つぎに世帯人数別に季節ごとの1日あたりの電気代を見てみましょう。※1か月を30日として計算しています。

世帯人数
(2024年4月~6月)

(2024年7月~9月)

(2024年10月~12月)

(2024年1月~3月)
1人約195円(5,839円/月)約226円(6,771円/月)約212円(6,356円/月)約238円(7,150円/月)
2人約340円(10,199円/月)約358円(10,732円/月)約351円(10,535円/月)約402円(12,045円/月)
3人約386円(11,585円/月)約426円(12,769円/月)約416円(12,486円/月)約459円(13,762円/月)
4人約395円(11,850円/月)約433円(12,997円/月)約409円(12,283円/月)約470円(14,091円/月)
5人約436円(13,089円/月)約471円(14,144円/月)約470円(14,113円/月)約544円(16,305円/月)
6人以上約512円(15,363円/月)約567円(16,996円/月)約522円(15,651円/月)約666円(19,972円/月)
参考:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯用途分類 004 用途分類(世帯人員別)
参考:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 四半期

季節によって差があり、どの世帯でも冬(1月~3月)が最も高く、次いで夏(7月~9月)が高いことが分かります。夏と冬は冷暖房機器による電力消費が多いことが理由として考えられます。

とくに暖房使用が多い冬は電気代が上昇し、春と比べて1.2~1.3倍に増加しています。主な暖房器具としてあげられるエアコンは、冷房よりも暖房のほうが高くなりやすいと言われています。

理由として、冬のほうが設定温度と外気温の差が大きく、設定温度に到達するまで大きなエネルギーを使って運転するためです。温度差が大きい冬は、そのぶん消費電力量も増えるため、結果的に電気代が高くなる傾向にあります。

暖房の方が冷房より電気代が高くなる仕組みについて、詳しくは冬のエアコン(暖房)の電気代コラムにて解説していますので、ご参考ください。

地域ごとの1日の電気代

続いて、地域ごとの1日の電気代では以下の結果となりました。※1か月を30日として計算しています。

地域1日あたりの電気代
北海道約349円(10,481円/月)
東北約388円(11,636円/月)
関東約327円(9,819円/月)
北陸約403円(12,104円/月)
東海約339円(10,180円/月)
近畿約311円(9,328円/月)
中国約374円(11,213円/月)
四国約365円(10,935円/月)
九州約291円(8,739円/月)
沖縄約333円(9,988円/月)
参考:家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 年次 2024年

北陸地方(約403円)、東北地方(約388円)、中国地方(約374円)の順に電気代が高いことが分かりました。日本海側に面している該当の地域は、冬の寒さが厳しく暖房需要が高いため、電気代も高くなる傾向があります。

ちなみに、北海道がとても寒く暖房を使うため電気代が高くなるように考えられますが、電気代はそこまで高くありません。理由として、北海道地方は暖房を使う際、電気よりも灯油が使われるため電気代が抑えられている傾向があります。
参考:家庭でのエネルギー消費量について | 家庭部門のCO2排出実態統計調査

1日の電気代を節約するには?

世帯人数別や季節、地域ごとに1日の電気代を見てきましたが、毎日の電気代を少しずつでも抑える工夫をすれば、月々の電気代もぐっとおトクになります!

ここからは具体的に取り組める節約方法をご紹介いたしますので、ご自身で始めやすいものを取り入れてみましょう。

電気代が高い家電製品から節電対策をしましょう

まずは、電気代が高くなりやすい家電製品を知り、優先的に使い方を見直してみましょう。

経済産業省資源エネルギー庁の取りまとめによれば、お家にある家電の1日の消費電力割合として、冷蔵庫は夏は17.8%、冬では14.9%となっています。 冷蔵庫はほかの家電と違い、24時間365日稼働し続けるという特徴があり、その分、消費電力量も大きくなりやすいと言えます。

参考:家庭でできる省エネ 経済産業省 資源エネルギー庁

経済産業省のデータによると、夏と冬に電力消費がとくに多いのはエアコンです。エアコンは消費電力が高く、使用時間も長くなるため、家庭内での電力消費の割合が大きくなります。

次いで多いのが冷蔵庫です。意外に思われるかもしれませんが、冷蔵庫は1年中ずっと稼働しているため、使用時間が圧倒的に長く、そのぶん電力消費割合も高くなるのです。

電気代が高い家電製品のランキングやそれぞれの節約方法についてはこちらのコラムで詳しくご紹介しておりますので、ご参考ください。

エアコンの電気代の節約方法

まちエネコラム-こんにちは、まちエネです。暖房や冷房など、季節ごとにエアコンは欠かせない存在ですが、その電気代が気になりますよね。 お家にある家電の中でもエアコンは最も電気代が高いことが分かっています。 今回は、具体的な電気代の計算とエアコンの効率的な利用方法に焦点を当て、家計にやさしい節電の秘訣をご紹介していきます。
  • エアコンの冷房は28度を目安に
    夏の冷房設定は「クールビズ」に基づき、室温28℃が目安とされています。
    ただしこれは室温の目安で、エアコンの設定温度ではありません。室温に応じて無理のない範囲で調整しましょう。温度計を使って実際の室温を確認するのもおすすめです。
    参考:「クールビズ28℃」の真実 多くの人が「○○の○○○○」と思っていた!?環境省
  • エアコンの暖房は20度が目安
    冬の暖房設定は「ウォームビズ」に基づき、室温の目安温度は20℃とされています。
    冷房と同様に、無理のない範囲で衣服を厚着にして室温を下げたり工夫してみましょう。
  • エアコンの風量は「自動運転」に設定する
    エアコンは、室内の温度を設定温度まで下げる、または上げるまでの間にエネルギーを使用します。
    設定温度まで下げたり上げたりするまでの間に電力消費が高くなり、設定温度に達した後は電気代はあまりかかりません。
    風量設定の「自動」機能は、室温が設定温度になるまでは「強風運転」、その後は「微風運転」に自動で切り替わります。
    風量を「自動」に設定しておけば、素早く部屋の温度を設定温度にでき、効率の良い運転となるため、電気代を抑えることができるのです。
  • サーキュレーターで効率よく空気循環
    エアコンの効きを高めるには、サーキュレーターの活用が効果的です。
    空気を循環させることで冷気や暖気が部屋全体に届き、エアコンの設定温度を控えめにしても快適に過ごせます。
  • 断熱対策で外気をカット
    窓やドアの隙間をふさぎ、断熱カーテンや遮熱フィルムを活用することで、外気の影響を抑えられます。
    小さな工夫でもエアコン使用の削減につながります。
  • エアコンフィルターを月に1、2回清掃する
    経済産業省資源エネルギー庁のデータでは、フィルターが目詰りしている場合とフィルターを清掃した場合を比較すると、年間1,000円ほどの節約になることが分かっています。
    また、エアコンの効きが悪い場合は内部のクリーニングも検討しましょう。
  • 省エネモデルに買い替えも有効
    最新の省エネエアコンは、10年前のモデルに比べて約15%の消費電力を削減可能です。
    年間の電気代も数千円安くなるため、買い替えは節電にも経済的にも効果的です。
    参考:家庭向け省エネ関連情報 機器の買換で省エネ節約 経済産業省資源エネルギー庁

冷蔵庫の電気代を節約するコツ

まちエネコラム-冷蔵庫の電気代:知って得する6つの節約テクニック
  • 温度設定を見直す
    冷蔵室は0〜10℃、冷凍室は-18℃が目安。設定が「強」なら「中」にするだけでも節電につながります。省エネモードがあれば活用してください。
  • 設置場所にすき間を作る
    冷蔵庫は熱を逃がす必要があります。壁や家具にピッタリ付けず、背面や側面に適度なすき間を確保しましょう。
  • 食材は詰めすぎない
    冷気の流れを妨げないよう、食材はぎゅうぎゅうに詰めずに配置し、吹き出し口の前も空けておくのが良いでしょう。
  • ドアの開閉は最小限に
    開け閉めが多いと冷気が逃げてムダな電力消費につながります。必要な物をサッと取り出せるよう整理整頓をしましょう。
  • 古い冷蔵庫は買い替えも検討
    10年以上前のモデルは消費電力が多く、買い替えで年間5,000円以上の節約になることもあります。省エネ性能に注目して選びましょう。

照明の電気代を節約するコツ

  • LED電球へ取り替える
    経済産業省資源エネルギー庁のデータでは、照明器具をLEDに替えることで、年間約2,000円の節約になるとされています。
  • 最適な明るさに調整
    調光機能が備わっている照明を使用しているなら、リビングや寝室など生活シーンに合わせて明るさを調整しましょう。
    また、就寝前に寝室の照明の明るさを下げることで、睡眠導入がしやすくなり、節約にもなります。
    参考:照明 | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

待機電力をカットしよう

まちエネコラム-コンセントの挿しっぱなしで電気代がかさむ?! 抜いておいたほうが良い家電とは?

家電製品はスイッチを切っていても、コンセントに挿しっぱなしだと電気を消費することがあります。これが「待機電力」です。

資源エネルギー庁の調査によると、家庭の年間電力使用量の約5.1%(228kWh)が待機電力。電気代単価を31円/kWhとすると、約7,000円/年にもなります。

参考:資源エネルギー庁省エネルギー対策課「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」

待機電力を減らすには以下のような点に気を付けてみましょう。

  • 使わない家電製品はコンセントから抜く
  • スイッチ付き電源タップを活用
  • 省エネモードや自動オフ機能を設定
  • スマートプラグで遠隔オフも便利

ちょっとした工夫で、電気代のムダをぐっと減らせます。ついついコンセントに挿しっぱなしにしている家電製品があればチェックしてみましょう。

ライフスタイルを工夫して電気代を賢く節約

毎日の過ごし方をちょっと工夫するだけで、電気代はぐっと抑えられます。

たとえば、夜型生活を朝型生活に切り替えると、照明やエアコンなどの夜間使用が減り、電力の無駄を防げます。
また、家族が同じ部屋で過ごす時間を増やすことで、複数の部屋で冷暖房や照明を使う必要がなくなり、大幅な節約につなげることもできるでしょう。

さらに取り入れたい節約アイデア

  • 日中は自然光を活用し、照明を使う時間を減らす
  • 電力ピーク(夕方〜夜)の使用を避ける工夫を(例:洗濯・食洗機のタイマー予約)
  • 在宅時間が長い人は、断熱グッズを活用して冷暖房効率アップ

お家の設備だけでなく、「暮らし方」そのものを見直すことも、電気代節約の大きな鍵。ムリなくできることから、ぜひ始めてみてください。

電気料金プランの見直しで、ムリなく節約

1日の電気代はいくら?世帯人数や季節、地域ごとの平均額と節約のコツを解説

電気代を見直すなら、契約している電気料金プランのチェックもおすすめです。じつは、生活スタイルに合ったプランに切り替えるだけで、電気代をおトクにできることがあります。在宅時間が増えたり、家族構成が変わったタイミングは、料金プランを見直すチャンスです。

「節電を頑張るのはちょっと大変…」という方も、電気料金プランの変更を検討すれば、基本料金や単価が安い会社に乗り換えるだけで、無理なく電気代が下げられる可能性もあります。

今回のコラムを読んで1日の電気代のイメージを持っていただきながら、ぜひ一度ご契約中の電気料金プランを確認してみましょう。

コラム一覧を見る