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赤ちゃんがいる子育て世帯の電気代は?
家族が増えたら電力プランの見直しを!

まちエネコラム-子どもが生まれてから電気代が上がったな。。。と感じられている方も多いかと思います。新しい家族の誕生は幸せなことですが、同時に生活費や家計の管理についても気になることが多くなります。その中でも、特に注意したいのが電気代です。

こんにちは、まちエネです。

子どもが生まれてから電気代が上がったな。。。と感じられている方も多いかと思います。新しい家族の誕生は幸せなことですが、同時に生活費や家計の管理についても気になることが多くなります。その中でも、特に注意したいのが電気代です。

では実際に、赤ちゃんが生まれた後、家庭の電力消費はどのくらい変化するのでしょうか?ご家族が使う電気量やその家計への影響について考えることは、賢い家計管理の一環と言えるでしょう。

総務省の統計データによりますと、2人世帯から3人世帯になることで月々約1,800円、年間にすると約21,600円電気代の負担が増えることがわかっています。参考:総務省 政府統計 統計表・グラフ表示 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年

このコラムでは赤ちゃんが生まれてからの電気代の変化を探りつつ、節約のポイントや電力プランの見直しについて考えていきます。また節約の先にお子さんの将来のために今からできることもご紹介していきます。

子育て世代の電気の使い方の変化

子育て世帯の電気代は、新しい家族構成によって大きく変化することがあります。赤ちゃんが生まれると、その生活スタイルや家庭内の電力使用パターンが変わります。例えば、赤ちゃんのために授乳やおむつ替え、洗濯などの作業が増えることで、洗濯機や乾燥機、加湿器などの電気をよく使う家電の使用頻度が増加することが考えられます。

また、子どもが成長するにつれて、学習や遊びの時間が増えることで、テレビやパソコン、ゲーム機などのエンターテインメント機器の使用時間も増えるかもしれません。さらに、子育て世帯では保育園や幼稚園、学校などからの通知や連絡を受けるために、パソコンやスマートフォンをより多く使用する傾向もあります。小さなことですが、2人世帯のころにはなかったような電気の使い方が増えてくることになります。

子育て世代は年間で約2万~3万円の電気代増

実際に総務省が出している統計から3人世帯の電気代についてみてみましょう。以下は世帯人数別の月間平均電気代のデータとなります。

世帯人数月間平均電気代
2人世帯10,940円
3人世帯12,811円
4人世帯13,532円
参考:総務省 政府統計 統計表・グラフ表示 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年

この統計調査を見ると、2人世帯から3人世帯になることで月々約1,800円、年間にすると約21,600円電気代の負担が増えることがわかります。またお子さんが2人で4人世帯になったとしまと、2人世帯に比べて月々約2,600円、年間で31,200円の負担増にとなります。

在宅勤務などのライフスタイルの変化も電気代が増える要因に

まちエネコラム-そうした電化製品の使用頻度の増加に加えて、ご両親のライフスタイルにも変化があるかもしれません。例えば、小さなお子さんの面倒を見るために、在宅勤務を導入したりその頻度を増やすことになるかもしれません。

そうした電化製品の使用頻度の増加に加えて、ご両親のライフスタイルにも変化があるかもしれません。例えば、小さなお子さんの面倒を見るために、在宅勤務を導入したりその頻度を増やすことになるかもしれません。

在宅勤務をすると、仕事のために照明やパソコン、エアコンをつかうことにもなりますので、自然と電気代が増えることになります。目安ではありますが、在宅勤務を週2日行うと月間で2,000円以上の電気代の増加となります。在宅勤務の電気代増加についてはこちらのコラムをご確認ください。

電気を使う時間帯の変化も

2人世帯の時には、仕事から帰って夜遅くに電気を使うこともありますが、赤ちゃんがいれば電気を使う時間帯にも変化が表れるはずです。これまではあまり電気を使わなかった時間帯にも家電製品を使うこともあるでしょう。

電力プランの中には市場連動型プランのような、電気を使う時間帯によって電気代が変動するプランもあります。ちょうど電気代が高くなりやすい時間帯に電気を使うような生活の変化があれば、月間の電気代も増加しやすくなります。

こうした要因から、子育て世帯の電気代は一般的に増加する傾向があります。特に、冷蔵庫やエアコン、電子レンジなどの家電が頻繁に使用されることが多いため、電気料金も上昇する可能性があります。

子育て世代の電気代節約ポイント

では実際に子育て世代の電気代節約にはどんなことをすればいいのでしょうか。それにはまず電気代の計算方法をおさえておきましょう。電気代の計算は以下の式を使います。

電気代 = 消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)

例えば、エアコンの消費電力が1,000Wだとして、4時間運転させたとしましょう。

電気料金単価は契約プランごとに異なりますが、ここでは30円/kWhと仮定しますと、エアコンを4時間使った電気代は120円になります。毎日4時間の使用で、1か月(30日)とすれば月のエアコンの電気代は3,600円と計算できるのです。

消費電力の大きな家電は短い時間使う

まず挙げられる節約のポイントは、消費電力の大きな家電製品をできるだけ短い時間使うようにすることです。

月の電気代が高くなりやすいのは夏と冬であり、特に冬は1年を通して電気代が高くなりやすい時期です。詳しくはコラム「電気代が高いのは夏or冬?使う電気の量以外にも気を付けるポイント」をご参考ください。

エアコンのような消費電力の大きな家電の使用を抑えるには、冬であればお家の断熱効果を高めたり、赤ちゃんに暖かいスリーパーを着せてあげるなど、エアコンに頼らずに快適に眠れる環境づくりをしてあげることが大切です。エアコンの電気代と節約方法はこちらのコラムで詳しくご案内していますので、参考にしてみてください。

電力プランを見直す

まちエネコラム-電気代が気になるといっても、エアコンや空気清浄機などの使用を我慢して赤ちゃんに負担はかけたくないものです。できるだけ安心して快適にすごさせてあげるためにも、電力プランを見直して電気代を節約することも検討してみましょう。

もう一つ大切なポイントは、ご契約中の電力プランを見直すことです。電気代の計算には電気料金単価が関わっています。

例えば、家電の使用頻度を抑えたとしても、電気料金単価が高いと電気代はあまり節約することができません。逆に言えば、電気料金単価が安いプランに切り替えることで、家電の使用頻度は抑えなくても電気代をおトクにできるかもしれないということです。

実際の例を考えてみましょう。

先ほどのエアコンの電気代の例では電気料金単価が30円/kWhで計算すると、4時間の使用で120円とわかりました。今度は電気料金単価が26円/kWhの場合を考えてみましょう。

30円/kWh26円/kWh
1日4時間120円104円
1か月(30日)3,600円3,120円
1年(365日)43,800‬円37,960‬円

電気料金単価が4円異なるだけで、エアコンの年間の電気代には5,840円おトクになるということがわかります。

電気代が気になるといっても、エアコンや空気清浄機などの使用を我慢して赤ちゃんに負担はかけたくないものです。できるだけ赤ちゃんには安心して快適な環境で過ごしてもらいたいと思いますので、電力プランを見直して電気代を節約することも検討してみましょう。

まちエネではお昼の時間帯の電気料金単価がおトクな「デイタイムバリュープラン」をご提供しております。小さなお子さんと日中に過ごしたり、在宅勤務をされる方にはおトクなプランとなっております。

そのほか、各電力会社が様々な電力プランを提供していますので、家族が増えたときこそ、ライフスタイルに最適なプランを見つけてみることをおすすめします。

ご自身とご家族に最適な電力プランを見つけましょう

さて、ここまで赤ちゃんのいる子育て世代の電気代と節約のポイントなどをご紹介してきました。家族が一人増えることで、電気を使う人数が増えるというだけでなく、その使い方にも変化が現れるかもしれません。

今回の内容を参考に、ご自身とご家族のライフスタイルにあった電気の使い方と電力プランを探してみてください。

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