1. ホーム
  2. まちエネコラム
  3. ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

まちエネコラム

Column

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

こんにちは、まちエネです。

毎日のヘアセットに欠かせないヘアアイロン。

「毎日使っているけれど、電気代はどのくらいかかっているんだろう?」「ドライヤーと比べて高いのかな?」

と疑問に思ったことはありませんか?

物価や電気代が高騰している今、毎日使う美容家電のコストは気になるポイントですよね。

結論から言うと、ヘアアイロンの電気代は1回(約10分)あたり「約0.1円〜1円」程度です。大きく電気代の負担にはならないですが、使い方や電気料金プランを見直すことで、さらに電気代を抑えることが可能です。

このコラムでは、ヘアアイロンの種類(ストレート・カール・ブラシ型)ごとの電気代比較から、自分でできる計算方法、今日から試せる節約のポイントまで分かりやすく解説します。

ヘアアイロンの電気代を気にせず、賢く毎日のスタイリングを楽しみたい方は、ぜひ最後まで参考にしてみてください。

ヘアアイロンの主な種類と消費電力の違い

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

ヘアアイロンは大きく分けて「ストレートアイロン(コンパクト、ブラシ)」「カールアイロン(コテ)」「ブラシ型ヘアアイロン」などのタイプがあります。

それぞれ構造や温まり方が異なり、それに伴って消費電力(W数)も大きく変わります。

例として、大手家電メーカー「パナソニック(Panasonic)」の人気モデルの消費電力を比べてみましょう。

Panasonic製ヘアアイロンの電気代の例

タイプモデル名・型番
消費電力(W)
1回(10分)の
電気代目安
特徴
コンパクトストレートEH-HV1B
約20W
約0.1円未満軽量・ミニサイズ。前髪やお直し用に便利で超省エネ
ブラシストレートイオニティ(EH-HS21)
28W〜32W
約0.15円髪をとかすだけで寝癖直しができるヒートブラシ
通常ストレートナノケア(EH-HS9J)
約150W(100V時)
約0.78円高温・均一加熱プレートで癖毛をしっかり伸ばす
カール型(コテ)イオニティ 32mm(EH-HT13)
185W
約0.96円筒状パイプ全体を加温し、ふんわりカールを作る
※電気料金単価は30円/kWhにて計算。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価を採用。

4種類のヘアアイロンの特徴と電気代

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

1. コンパクト型(例:Panasonic EH-HV1B/約20W)

  • 電気代の目安:1回(10分)約0.10円未満 / 1か月 約3.0円
  • 電気代の傾向:プレートサイズが小さく、前髪や毛先のポイントセットに特化しているため、消費電力が極めて低く抑えられています。
  • 特徴・おすすめな人:スマホ並みの低消費電力で、電気代はほとんど気になりません。持ち運びに便利なため、外出先での前髪のお直しや旅行用、短い髪のスタイリングに最適です。

2. ブラシ型ヘアアイロン(例:Panasonic イオニティ EH-HS21/28〜32W)

  • 電気代の目安:1回(10分)約0.15円 / 1か月 約4.5円
  • 電気代の傾向:髪を2枚のプレートで強く挟み込む構造ではないため高熱を維持する必要がなく、効率よく熱を伝えられる省エネ構造になっています。
  • 特徴・おすすめな人:普通のブラシと同じ感覚で髪をとかすだけで、寝癖直しやナチュラルなストレートが作れます。火傷のリスクが低く初心者でも扱いやすいため、朝の時短ケアやナチュラルメイク派の方におすすめです。

3. 通常ストレート型(例:Panasonic ナノケア EH-HS9J/約150W)

  • 電気代の目安:1回(10分)約0.75円 / 1か月 約22.5円
  • 電気代の傾向:コンパクト型に比べると出力は高めですが、設定温度に達すると自動で温度を保温・制御する機能が働くため、定格最大パワーを消費し続けるわけではありません。
  • 特徴・おすすめな人:広範囲のプレートを一気に加熱し、強い癖毛や広がりのある髪も一回でしっかりストレートに伸ばせます。毎日サロン級の仕上がりを求めたい方に最適なスタンダードモデルです。

4. カール型・コテ(例:Panasonic イオニティ 32mm EH-HT13/約185W)

  • 電気代の目安:1回(10分)約0.93円 / 1か月 約27.8円
  • 電気代の傾向:筒状のパイプ部分(360度)全体をムラなく高温に維持する必要があるため、4タイプの中では消費電力が最も高くなりやすい傾向があります。
  • 特徴・おすすめな人:ふんわりとしたカールやウェーブヘアを作るのに欠かせません。1回の電気代は約1円弱と他タイプよりわずかに高めですが、毎日使っても月30円未満のため、コストを気にせず巻き髪スタイルを楽しめます。

ヘアアイロンはどのタイプでも、一日10分程度の使用で月に数円~数十円と電気代はあまりかかりません。もしも家族3人がそれぞれ使うとしても、それほど大きな電気代の負担にはならない家電ということです。

ヘアアイロンとドライヤーの電気代はどちらが高い?

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

結論から言うと、電気代(消費電力)はヘアドライヤーの方が圧倒的に高いです。

ヘアアイロンの消費電力は一般的に20W〜185W程度ですが、ヘアドライヤーは髪を素早く乾かすために大きな熱と強い風を生み出す必要があり、最大で1,200W前後の大きな電力を消費します。

同じ10分間使用した場合でも、ドライヤーの電気代はヘアアイロンの約6倍〜60倍になります。

東芝「HDH-PMR17」で見るドライヤーの電気代

東芝のヘアドライヤー「HDH-PMR17」を例に、風量・温風モードごとの電気代を算出しました(※電気料金単価31円/kWhで計算)。

モード(消費電力)5分あたりの電気代1か月(毎日10分)
HIGH(1,200W)約3.10円約186円
LOW(600W)約1.55円約93円
COOL(35W)約0.09円約5.4円
※消費電力(kW)× 時間(h)× 31円/kWh で算出。1か月=30日で計算しています。

ヘアアイロンとドライヤーの電気代比較まとめ

最も消費電力が大きい1,200W(HIGH)でドライヤーを10分間使うと、1回あたり約6.20円がかかります。

先ほどご紹介したパナソニックのヘアアイロンと比較してみましょう。

  • ヘアドライヤー(1,200W・HIGH):1回(10分)で約6.20円
  • ストレートアイロン(150W):1回(10分)で約0.78円
  • コンパクトアイロン(20W):1回(10分)で約0.10円

このように、同じ時間使うのであればドライヤーの方がはるかに電気代が高いことが分かります。

そのため、髪全体のスタイリングや乾燥で電気代を抑えたい場合は、「ドライヤーでしっかり乾かしてから、ヘアアイロンを短時間でサッと通す」のが最も省エネで効果的な方法です。

つけっぱなしにした場合の電気代はいくら?

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

もしヘアアイロンの電源を入れたまま放置してしまった場合、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。

一般的なストレートアイロン(消費電力150W)を例に、電気料金単価31円/kWhで試算してみましょう。

  • 1時間放置した場合:約4.65円
  • 半日(12時間)放置した場合:約55.8円
  • まる1日(24時間)放置した場合:約111.6円

金額だけを見ると「数千円単位の大損」というわけではありません。しかし、本来なら1回約0.78円で済むはずの電気代が、丸一日放置するだけで100円以上も無駄になってしまう計算になります。

電気代以上に恐ろしい「火災・火傷リスク」

つけっぱなしで最も注意すべきなのは、電気代よりも事故や火災の危険性です。

150〜200℃前後の高温になる熱源をそのまま放置すると、以下のような深刻なリスクが発生します。

  • 火災の原因になる:
    周囲の衣類、タオル、紙類、コードなどに接触し、熱で発火・引火する恐れがあります。
  • 家具や床の変形・焦げ:
    テーブルやフローリング、洗面台のプラスチック部分に熱が伝わり、焦げ痕や変形、傷みの原因になります。
  • ペットや子どもの火傷:
    高温のまま放置されたアイロンに触れてしまい、大きな怪我につながる危険があります。

消し忘れを防ぐ対策と製品選びのポイント

うっかり消し忘れを防ぐためには、日頃のちょっとした工夫と製品選びが大切です。

  • 使用後は必ず電源プラグ(コンセント)を抜く:
    スイッチを切るだけでなく、プラグを抜く動作をルーティン化するのが最も確実です。
  • 置き場所を工夫する(耐熱トレー・スタンドの活用):
    熱に強いシリコン製の耐熱シートやスタンドを用意し、使用中・使用直後は必ずそこに置く習慣をつけましょう。
  • 「自動電源オフ機能(オートパワーオフ)」付きモデルを選ぶ:
    万が一消し忘れても、最終操作から約30分〜60分で自動的に電源が切れる機能が付いた製品を選ぶと安心です。

ヘアアイロンの電気代を節約する5つのポイント

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

髪へのダメージを減らしつつ、電気代も節約できる5つのポイントをご紹介します。

1. 髪の毛をしっかり乾かしてから使う

湿った髪にヘアアイロンをあてると、水分を蒸発させるために余計な熱エネルギーが必要になり、温度が下がったプレートを再度温め直すため無駄な電力を消費します。

また、濡れた状態の髪に高温のアイロンをあてると「水蒸気爆発」が起き、髪に深刻なダメージを与えてしまいます。事前にドライヤーで髪を完全に乾かしてからアイロンを使うことが、時短・節約・髪の保護すべてにおいて効果的です。

2. 設定温度を高すぎない適温に保つ

温度を高く設定するほど、消費電力は大きくなります。

  • 細い髪・傷みやすい髪:120℃〜140℃
  • 普通の髪質:140℃〜160℃
  • 太い髪・くせが強い髪:160℃〜180℃

必要以上に高い温度(200℃など)に設定せず、自分の髪質に合った適温で使用しましょう。設定温度を10〜20℃下げるだけでも無駄な電力消費を抑えられます。

3. 少しずつ毛束を取って素早く通す

一度に大量の髪を挟むと熱が全体に伝わりにくく、何度も同じ場所にアイロンをあてることになり時間がかかります。

髪をブロック分け(ブロッキング)し、少なめの毛束を取ってサッと1〜2回で通す方が、結果的に短い時間で綺麗にセットが完了し、電気代の節約につながります。

4. 立ち上がりの早い(予熱時間が短い)モデルを選ぶ

電源を入れてから設定温度に達するまでの「立ち上がり時間」が短いモデルを選ぶのもポイントです。

最近のヘアアイロンには、電源を入れてから約20秒〜30秒で使える高機能な製品も増えています。予熱にかかる無駄な待ち時間を減らすことで、全体の通電時間を短縮できます。

5. 使わないときはこまめに電源プラグを抜く

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

ヘアアイロンは電源スイッチを切っていても、コンセントに挿しっぱなしにしていると微量な待機電力が発生する場合があります。

使用後は必ずコンセントからプラグを抜き、プラグを抜く習慣をつけることで消し忘れによるリスクや電気代の無駄をカットできます。

「ご家庭の電気代全体を節約するなら電力会社・プランの見直し」のパートを作成しました。

ヘアアイロン単体での節約には限界があるため、「家計全体の電気代を下げるための根本的な解決策」として提案する流れに仕上げています。

ご家庭の電気代全体を節約するなら「電力会社・プランの見直し」もおすすめ

ヘアアイロンの使い方を工夫することで無駄な電気代は抑えられますが、元々の電気代が1回あたり「約0.5円〜1円」と安いため、ヘアアイロン単体で節約できる金額には限界があります。

「毎月のご家庭の電気代をもっと大幅に安くしたい!」という場合は、家電の使い方だけでなく、電力会社や電気料金プランそのものを根本から見直すのが最も効果的です。

ヘアアイロンなどの美容家電を毎日気持ちよく使うためにも、まずは毎月の検針票やWeb明細を確認し、ご家庭に最適なプランを見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ:ヘアアイロンの電気代は1回(約10分)あたり「約0.1円〜1円」程度

ヘアアイロンの電気代はいくら?種類別の比較やドライヤーとの違い・節約術を解説

今回のコラムでは、ヘアアイロンの電気代や種類ごとの違い、節約方法について詳しく解説しました。

コラムのポイントをまとめます。

  • ヘアアイロンの電気代は1回あたり「約0.1円〜1円」と、非常に安くリーズナブル。
  • ヘアドライヤー(1,200W・約6.2円)と比べると圧倒的に省エネ。
  • タイプ別の消費電力は、コンパクト型(約20W)< ブラシ型(約30W)< ストレート型(約150W)< カール型(約185W)の順に高くなる傾向がある。
  • 髪をしっかり乾かしてから使う・適温に設定することで、髪へのダメージを防ぎながらさらに節約可能。
  • 消し忘れ対策として、使用後は電源プラグを抜き、自動電源オフ機能付きモデルを選ぶと安心。
  • 家計全体の電気代をしっかり下げたい場合は、電力会社や料金プランの見直しも効果的。

「毎日使うと電気代が高くなるのでは……」と心配していた方も、正しい知識と使い方を抑えておけば、電気代を気にせず安心して毎日のヘアスタイリングを楽しめます。

ぜひ今回ご紹介した節約ポイントや注意点を参考に、日々のヘアケアに取り入れてみてくださいね。

コラム一覧を見る